易道連教育事業研修会の開催



 令和元年8月3日(土)大阪市港区弁天町にて「易道連教育事業研修会」が開催されました。
陰陽道に関係深い神社、滋賀県近江八幡 賀茂神社の禰宜 岡田能正先生を講師にお迎えして研修が行われました。

賀茂神社は奈良時代の736年(天平8年)に聖武天皇によって創建された。白村江の戦いの後、天智天皇が「これからは騎乗技術の発展と馬匹の繁殖が大事」と考え、賀茂神社の地に国営牧場を造った。その後、日本の荒廃を憂いた聖武天皇が、国民の災いを封じ国土の平安を祈る神社を建立するため、日本の陰陽道の祖といわれている吉備真備を中心にして、壮大な社殿を構築した。
一般の神社の場合本殿の向きは南向きか東向きだが、陰陽道が関わっている関係で、本殿が北東(表鬼門)という特殊な方位にあり、それにより本殿の向いている方位が南西(裏鬼門)になっている。
主祭神
賀茂建角身命
かもたけつのみのみこと。神武東征にあたり八咫烏に化身して神武天皇を導いた。
賀茂玉依比賣命
かもたまよりひめのみこと。賀茂建角身命の娘。
賀茂別雷命
かもわけいかづちのみこと。賀茂玉依比賣命と大山咋神(一説には火雷命)の間の子。
火雷命
ほのいかづちのみこと。八雷神の一。
〈Wikipedia参照〉

講師 岡田能正[オカダヨシマサ]
滋賀県近江八幡市で、1283年続く賀茂神社の創建以来の宮司家を継ぐ長男として、昭和42年誕生。京都國學院卒業後、北野天満宮に奉職。滋賀県神社庁勤務を経て、生家である賀茂神社の禰宜に。

著書
「神社に行っても神様に守られない人、行かなくても守られる人。」出版社 双葉社